猫耳カットは不妊手術済の証!地域猫活動やTNR活動で野良猫問題を減らし殺処分ゼロに!

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外で見かける野良猫、耳がカットされているの見たことがありませんか?
もしかして動物虐待と思われる方もいるかもしれませんが、実は不妊手術済みの野良猫の証です。

猫は個体差がありますが生後半年から9ヶ月ぐらいで妊娠が可能になり、一回の出産で1~8匹ぐらいで、平均は3~6匹生み、交尾をすると約90%以上の確率で妊娠し、1年に2~3回出産する。そして野良猫の寿命は4~5年ぐらいといわれている。

このことから、対処をせず放置すると繁殖しすぎ、野良猫問題が起こり殺処分されるという現実。

まだまだ認知度は低いがこの問題を解決する方法として推奨される、TNR活動や地域猫活動があり、活動の成果が猫耳のカットなのです。

猫耳カットは不妊手術の証

http://arakawa102.publishers.fm/

まず最初に不妊手術された飼い猫の耳はカットされません。(希望すればカットする)

なぜ、野良猫だけ耳をカットされるのかといわれると飼い猫は飼い主がいるため不妊手術をしたかが分かるが、野良猫は不妊手術したかはほとんどの方が分かりません、メス猫だと特に見た目ではわかりずらい。その為、何度も動物病院につれていくことがないように耳をカットし見ただけで分かるようにしている。

しかし、飼い猫でも外に放し飼いしている場合もあるでしょう、その場合は野良猫と間違って動物病院に連れられ耳をカットされる場合もある。
対策としては、首輪を付ける等の飼い猫である事をアピールする物を見に付けさせるか、先に猫耳をカットしてしまいましょう。

※前提として放し飼いするなら不妊手術は受けさせてください。望まない出産が増え捨てられ、野良猫になったり殺処分されるケースがあるため。

カットされた左右のどちらかの耳でオスかメスか判断できます。

右耳カット→去勢済みオス
左耳カット→避妊済みのメス

これは世界共通のルールです。

V字カットされた猫耳の見た目が桜の花びらに見えることからさくらみみと呼ばれ、さくらみみになった猫をさくらねこと呼ばれている。

出典元:左http://www.kt.rim.or.jp/ 右http://nanu2.blog16.fc2.com/

他にも、不妊手術の証に耳にピアス入れ墨などの方法もありますが、ピアスはかなりの確率でとれてしまう事が多いし、入れ墨は耳の中まで見ないとわからないため、現在は猫耳カットが主流です。

近年では助成金制度を設ける自治体もでてきている。

猫耳カット痛くないの?

動物病院で全身麻酔を受けてから不妊手術後に猫耳カットを行うので猫は痛みは感じません。
傷口も直ぐ焼いてしまうのでほとんど血が出ないし、手術時には抗生剤も投与されるので傷口から感染が起こる事も無いようだ。

術後、一週間ぐらいは痛いかもしれませんが、耳は血管や神経も少ないので大きな痛みは無いと思われる。(体感出来ないので、こればかりは猫に聞いてみないとわからない)

人間の感覚でいえば、耳にピアスを空ける痛みではないでしょうか。

野良猫問題、そして殺処分・・・

野良猫が起こす問題として

・猫の排泄物、スプレー行為(臭い・園芸・景観に対する害)
・発情期の鳴き声
・ゴミ置き場が荒される
・家に入り込まれる
・車のボンネットなどに足跡や傷がつく
・餌やりでの人間関係トラブル

等など問題があります。

この野良猫問題を解決するのに、かわいそうだが駆除すればいいではないかと思うのかもしれないが違うのです。

野良猫が排除された地域には別の猫達がすぐ、新たな自分のテリトリーとして入ってきて繁殖をし処分される前と同じ状況に戻るからです。

これらの原因の元をいえば、捨て猫や、飼い猫でも不妊手術をせずに外に放し飼いし繁殖してしまったからなのです。
無責任な飼い主によって起こされた問題と言えるでしょう。

猫は野生ではありません、人間が作り出した家畜です。人がいる場所で生きていくのです。人間がコントロールしていかなければいけません。

上記の問題や飼えなくなったからと行政施設に持ち込まれ、譲渡出来る飼い主(里親)や施設が見つからなければ殺処分されるのです。

平成27年度(2015年4月~2016年3月)では、90,075匹(内所有者不明 約76,014匹)が持ち込まれ、67,091匹の猫が殺処分されています。

行政施設で行われる殺処分の方法は、炭酸ガスによる窒息死であり、決して安らかな死であるとは言えません。

この殺処分を減らす対策としてTNR活動や地域猫活動があります。

TNR活動と地域猫活動

TNR活動と地域猫活動を一緒だと思われる方が多いですが、地域社会との合意形成や不妊後の管理を伴う地域猫活動とは活動の趣旨が異なります。。

おおまかには、共通事項として不妊手術をし、今いる猫を一代限りにすること。TNR活動は個人で行うことができ、地域猫活動はTNR活動にプラス野良猫のその後の管理も行い、名前の通り地域の住民の理解が必要な活動である。

TNR活動

出典元:https://www.kobenekonet.com

TRNとはTrap-Neuter-Returnの頭文字を取った略で

Trap=トラップ  罠で野良猫を捕獲
Neute=ニューター 不妊手術を施し猫耳カットする
Return=リターン 元の生活場所に戻す

となっている。

野良猫問題の原因のもとである繁殖をさせないために不妊手術をし元の場所に戻すまでがTNR活動です。
世界中にこの活動は広まっています。

地域猫活動

地域猫活動は、1997年に神奈川県横浜市磯子区の住民が、野良猫を増やさないようにと共同で世話をするなどの運動を始めたことがきっかけで始まり全国に広まった。

TNR活動のその後もケアするのが地域猫活動で別名TRNS活動とも呼ばれている。

TNRSのSはSAVEの略で

SAVE=見守る

という意味。

どのように見守るかというと、

・餌を与える場所を定め、給餌行為で他人に迷惑を掛けないようにする
・放置された猫の糞を掃除する
・猫が入って来てほしくない場所には侵入防止用の措置を行う
・里親探し

など

不妊手術した野良猫を一代限り最後まで責任をもって見守る活動です。

この活動で野良猫から地域猫へと認知されます。

地域住民・行政・ボランティアの三者が協力しあって取り組む事で活動できます。

間違ってもらいたくないのは、地域住民に受け入れてもらえないのに上記の活動をするのはただの迷惑と捉えられますので、理解を得てから活動をしてください。

まとめ

猫耳カットは野良猫問題の原因である繁殖を不妊手術で抑え、殺処分される野良猫を減らす、TNR活動や地域猫活動の成果だったのです。

耳がカットされた猫を見たら、温かく見守ってあげてくださいね。

もしくは、このまま殺処分ゼロを目指しボランティアに参加してはいかがでしょうか。

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